AILE d’ANGE 
『可愛いから』『可哀想だから』といって甘やかすのが愛情ではありません。 【ほんの少し】のコツで躾けと問題行動の改善を行うことで『少しずつ』ワンちゃんとの信頼関係を築き上げていきませんか。

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Author:ドッグインストラクター
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AILE d'ANGE
DOG INSTRUCTORです。
ワンちゃんのレベルに会わせて飼い主さんと一緒にトレーニングを行ないます。
その他、躾けに関するご相談もお受けしております。
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ペットの選択(その2)
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次に考慮しなければならないのは、飼い主の能力とペットの『世話要求度』が合致しているかどうかという点でしょう。
手のかかる動物が不精な人間に飼われたら不幸な結果に終わるかもしれませんし、逆に余り構いすぎるとストレス等で病気になってしまうものもいるのです。
気の弱い人間が、性格の強いペットに振り回されるのも困りものですが、がさつな人間が臆病な性格のペットをダメにしている例も決して少なくありません。
特に犬の場合、いくら性格がよく飼いやすいといわれているものでも、多大な運動量を必要とする大型の犬種を高齢者が飼うことには無理があるでしょう。
同様に子供がいる家庭、共働きの家庭、独居者等にもそれぞれ向くペット・向かないペットがいるのです。
このほかにも選択を行うための大切な基準となるのは経済的な負担です。
まず初めに法律上、犬には畜犬登録は必要であり、また毎年狂犬病予防注射が義務付けられています。
特に犬を飼う場合には、是非この『狂犬病予防法』の内容の重要性を認識するべきでしょう。
狂犬病は人畜共通感染症の中で最も恐ろしいものであり、日本においては昭和32年以降発生はしていないものの、全世界的にみると依然として多数の命を奪い続けているようです。
他のアジア諸国はもとより、欧米でも依然として悲惨な事故が起こっており人や動物が活発に各国を移動する現代においては、油断は禁物です。
犬の飼い主は自分の犬を守る為にならず、日本の社会全体を守る為にも予防注射の接種義務を決して怠らないよう努力せねばなりません。
この法律に基づき生後91日以上の犬は必ず登録をしなければなりませんが、その手続きは市町村役場等で行います。予防接種そのものは原則として開業獣医師のところで行い、獣医師から注射済証明書を受け取り、保健所等で注射済票を交付してもらいます。
また、狂犬病予防法に基づき登録時に交付される鑑札は犬の身分証明書でもあり、万が一飼い主と離れてしまった場合にもその番号から飼い主がわかるようになっており、災害の多い我が国においては絶対に必要な『迷子札』であります。
最近は特に阪神大震災の際にこのような迷子札の重要性が再認識されたようです。
このときの状況を踏まえてもう一言加えるとすれば、この迷子札をより完全のものにしておくべきである。ということでしょう。
通常犬が迷子になった場合には最寄の保健所等に連絡しますが、鑑札が付いている限りその番号から飼い主がすぐわかるわけであり、全国どこからでも連絡を受けることができます。
しかし、連絡はおくまでも登録者・飼い主に来るものであり、もし災害等で飼い主自身の所在がわからなくなっている場合にはどうにもなりません。
そこで迷子札にはもう一工夫欲しいところです。
首輪の裏、若しくは別の札やメダル等に緊急連絡先を表示しておくとよいでしょう。
災害対策として考える場合には近くの知人や親戚よりもむしろ他府県の連絡先の方がよいかもしれません。
阪神大震災のような状況が生じた場合には近隣の引受人はすべて飼い主と同じような状況に陥ってしまうことを想定せねばなりません。
故に、仮にペットが無事に保護されたとしても関係者は誰一人連絡が付かない場合も充分考えられるのです。
そのため犬、そして猫にも必ず迷子札を付けておくのみならず、そこには『県外の連絡先』をも表示しておくことによって我々はより大きな安心を手に入れることができるのです。





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ペットの選択(その1)
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ペットを飼い始めるということは大変なことです。
特に、犬や猫となれば少なくとも10年、長ければ20年間付き合うことになるわけで、人間同士の結婚のごとくある程度相性を考えた上で家に入れるようにしないと、とんでもないことになり、人間・動物双方が不幸になってしまうのです。
それでは一体何に焦点をあて、考えればよいのでしょうか。
まず第1に考慮せねばならないのは『空間』です。
つまり、飼う場所の大きさです。
当然、大型犬種であれば、それなりの場所がなければ飼うべきではありません。
これは居住空間のみならず、定期的に運動に連れ出してやることの有無にも当てはまる事柄です。
また、リードを外して遊ばせたり、排泄の後始末を怠る無責任な飼い主がいるためか、犬を入れることのできない公園等も多くあるので注意してください。
むろん大きさだけを判断基準にするべきではありません。
比較的運動要求量が低い大型犬種もあれば、相当量の運動をさせてやらねばならない中型犬種もいます。
その犬(純血種)が本来どのような目的で作られたものであるかを、事前に知っておくことが大切です。
体が小さくとも、牧羊犬等は広い農場で家畜を追う作業の為に作られた犬です。
走る・追う・吠える等の要求が他の犬種より当然強いこのような犬種を一日中2DKのアパートに閉じ込めたり、2メートルの鎖に繋ぎっぱなしにしておくことは彼らに想像を絶する苦痛を与えていることに他ならないのです。
また集団で声を上げながら獲物を追い詰めていくように改良され続けた猟犬もいます。
このような犬を都心で飼養し、『うるさいから吠えるな』と言うのは、まさに人間の身勝手としか言いようがありません。
犬の飼養を考える場合にはまず犬種本来の目的を自力で勉強し、『飼いやすい』『おとなしい』等、周囲の評価に全面的に依存するべきではないでしょう。
純血種でなくとも大抵の場合『○○○タイプ』と断定することができ、それを参考にすればいいのです。
また、極めて限られた空間での飼養を考える場合には『』『小型げっ歯類』等の方がよいでしょう。
むしろ猫の方が小型げっ歯類よりは広い居住スペースを必要としますが、空間内の設備(おもちゃ・木登り型の遊具等)を充実させてやれば、猫は屋外に出す必要はありません。
交通事故や猫同士のケンカがもとで傷ついたり、病気になることから飼い猫を守るという意味においては、むしろ室内飼いが望ましいのではないでしょうか。
猫の場合、床面積が多少狭くても遊びの空間を上へ伸ばしてやることが可能です。
ここで忘れてはならないことは『犬及び猫の飼養及び保管に関する基準(総理府告示第28号)』の中で犬は放し飼いをしないようにとの注意が記述されていることでしょう。
むろん法律がどうである、ということよりもこの問題は飼い主一人一人の心の問題です。
また、交通量の増加や道路の拡張にともない多くの動物もまた交通戦争の犠牲になっているのです。
このような環境に、平気で『家族の一員』であるはずのペットたちを放り出すことができる人間には、飼い主の自覚も資格もないように思えるのです。





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ペットを飼う前に(その3)
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猫は元々放浪する動物である。
雄猫の尿が臭いのは仕方ない。
犬が吠えるのは商売である。

等言い放つ横暴な飼い主は動物嫌いのみならず、責任ある飼養を心がけている動物好きの者達にとっても大変迷惑な存在なのです。
動物嫌いの人々が再び人間本来の姿、他の動物と接することができる存在に戻ることに少しでも手を貸していくためには、まず飼い主たちは自分達のペットを最も受け入れやすい姿で提供していかねばなりません。
礼儀正しく、清潔で、健康で快活なその姿を目にすれば、直ちに触ってみようと思わなくとも、拒絶反応も和らぐのではないでしょうか。
あるアパートで犬嫌いの人の隣に住んでいた飼い主の経験は、一つの教訓になります。
この飼い主は躾けもしっかりと行っており、周囲に迷惑をかけている意識はありませんでしたが、隣人とは余り話す機会がなかったようです。
あるときから飼い主が昼間、留守中に吠えるようになりました。
一日中何度も声を上げているようなのです。
飼い主は困り果て躾けの専門家に相談すると、その専門家は何かに犬が反応しているかもしれないので、飼い主が家を開ける際に録音テープを回したままにしておくことを提案したのです。
早速飼い主は仕事に出るときにテープレコーダーをつけたままにしておいたのです。
するとどうでしょう。
何と数十分程度の間隔で誰かがノックしていたのです。
後で調べてみると犬嫌いの隣人が『追い出し』を目的としてこのような行為に走ってしまったということでした。
何ら具体的な問題を引き起こしていなくとも、動物の存在そのものが誰かに神経的なストレスをかけているかもしれないということなのでしょう。
むしろこれらは極端な例であり、そこまで神経をすり減らして飼養していくことは、人間・動物どちらにとっても余り好ましいことではありません。
しかし、このような例がある限りにおいては、少なくとも汚物・騒音・臭い付け等常識的な事柄に対してペットの飼い主たる者、できる限りの配慮はするべきでありましょう。





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ペットを飼う前に(その2)
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野生動物をペットとすることの倫理上の問題はさておいても、このような危険を一般家庭で抱え込むこと自体あまり寒心できることではありません。
逆に家畜に関して言えば、我々人間はその責任を全面的に背負っていかねばならないのです。
人間社会をふるさととする動物を作ってしまったからには、彼らの社会参加の責任をも負っていかねばならないということです。
ペットを飼うにあたっては、先ずこの基本的理念を理解していくことが最も重要です。
さらに、ペットの問題行動の波及効果という言葉を先日述べましたが、これはペットの飼養のあたって最も真剣に考えねばならない点でしょう。
近隣住民への配慮
これは何もペットだけに限られたことではありません。
ゴミ・車・子供・生活音等が他者の迷惑にならないよう気をつけねばならないこと同様、ペットの飼養もまた他人に不愉快な思いをさせないようにしなければなりません。
その方法は飼い主が居住している地域によって異なるのですが、例えば犬の場合、単に放し飼いはせず犬舎に入れているというだけでは充分ではないでしょう。
犬舎が隣家や道路に面しており、かつ、躾けも運動もしてもらえない犬が常時声を上げていたら大変なことになるでしょう。
常識問題と言ってしまえば、その通りなんですが、こと動物の飼養となると自分にとっても可愛いペットたちの問題が見えなくなってしまう飼い主の多さに驚くばかりです。
しかし、むしろその逆もあり、些細なことでも動物が原因であると必要以上に目くじらを立てる人々もいます。
実際には空には鳥が舞い、地面には無数の昆虫や小動物が生活をしているこの地球上にいる限りにおいては、『動物嫌い』などということは言えようはずのないのですが、誰の周りにも必ずといって良いほどそれを口にする人がいるのです。
このような人々の大半は幼児期等に動物に傷つけられたり、周囲の大人達に『動物は不潔である』『動物は怖いものである』等教え込まれた経験があるようです。
故に、生物との健全なふれあいを体験することのできなかった不幸な人達であるといえるでしょう。
できれば、ペットを飼っている者が、さりげなくこのような人々と自分の動物とのふれあいの機会を設けて欲しいものです。
そして、徐々に彼らと動物との関係の再建を図っていくのです。
とはいうものの、押し付けは決してよい結果を生むものではありません。
動物を好きな人から取り上げることと嫌い者に押し付けることは、同じくらい相手に苦痛を与えるものなのです。
この点だけは決して忘れてはなりません。





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ペットを飼う前に(その1)
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今日ペットといえばセラピー効果問題行動という2つの極端な見方をされているようです。
そのどちらも検討するに値する大切な課題なのです。
セラピー効果とは昨日書いたように我々人間の原始の血にその根本があり、そこから様々な効果の活用方法が医療の専門家等によって考案され始めているようです。
しかし、後者の問題行動に関してはその内容もさることながら、その波及効果を飼い主一人一人がもっと真剣に考えるべきなのです。
無駄吠え・咬み付き・排泄等の問題行動の解決方法は後日書きますが、ここではまず、それらの問題行動をどう受け止めるべきかを考えてみることにしましょう。
あるマンションでは規約で犬・猫の飼育を禁じていませんでした。
唯一禁じられていたのは他者に危害を加える可能性のある動物だったのです。
ところがある日、それも清掃員が休みの日曜日に一人の無責任な飼い主がエレベーターの中に犬の汚物を放置しておくという事件が起こってしまいました。
数ヵ月後、マンションの管理組合は多数決で犬・猫禁止条項を規約に組み入れたのでした。
これはこのマンションだけでなく、どこの集合住宅でも、どこの町内でも起こり得ることなのです。
1匹のペット、いや、一人の無責任な飼い主引き起こした事故によって、社会は動物たちに益々閉ざされていくのです。
ペットの身体を清潔に保ち、汚物等の後始末をすることは、飼い主として最も基本的な常識です。
しかし、それだけではありません。
これからこのブログに書いていくあらゆる事項を実行していくことができない者は、動物と生活を共にするべきではないでしょう。
家の中で飼うのであれば社会勉強も躾けも、避妊去勢もすべて『どうでもいい』と考える飼い主が残念なことにたくさんいます。
しかし、我々はみんないつ何時天災によって家を追われ避難せねばならないかわからない世の中で暮らしているわけです。
いざという時に暴れてゲージに入らない。
人嫌いで他人に吠えたり咬みついたりする。
予防接種をしていないので他の動物と接触させられない。
発情中で雄がいるところに連れ出すと大騒ぎになる。

等ではどうしようもありません。
家族の一員として飼うペットであれば、どんな時でも家族と行動をともにできるペットに育てていかねばなりません。
また、ペットとは、自然から人間が選択的な繁殖により人間社会に加わることができるようになった『家畜』です。
彼らのとってのふるさとは、野山ではなく人間の形成するコミュニケーションなのです。
また、そうでないものをペットとして飼うべきでもありません。
特に最近、『野生動物』がペットとして一般家庭に持ち込まれているようですが、これは考えものです。
何千年もの間、人間とともに生活できる動物を選択的に繁殖させ、人は『家畜』を作り上げたのです。
しかし、自らの手で作り出したこれらの家畜においてさえ、その行動はすべて理解されておらず、様々な問題が起きているのです。
行動だけではありません。
栄養や人畜共通感染症に関する情報も家畜の世界においてもまだまだ完璧というには程遠い状況でしょう。
家畜でさえそうあれば、野生種に関してはさらに困難な状況であると言わざるをえません。





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